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いろいろと難しくて。

2016.01.06 Wed
震災で破損した作品の修理に入ります。

まず状態ですが、結構ガッツリえぐれています。
IMG_1045.jpg

見えている部分が木の部分なのか、下地の部分なのかよくわかりません。

本堅地という方法で下地処理をしているので、そうそう木までは出てこないかなとは思います。

とりあえず研ぎたいのですが、もし木だった場合 水研ぎの水が浸みてしまうので、まずは生漆を染み込ませて防水効果をもたせます。
IMG_1044.jpg
こんな感じで。。。

IMG_1043.jpg

IMG_1042.jpg
入っている亀裂が、表面だけで済んでいればいいんですが・・・。

↑ちなみにここまでが2015年内にやった仕事。

正月を挟み、漆も十分に硬化したところで、2016年早々に研ぎに入りました。

ロクロにセット!
IMG_1046.jpg

こんな感じで、水をつけながら表面の漆を取ってしまいます。
IMG_1047.jpg

洗って水をふき取るとこんな感じ。
IMG_1048.jpg

なんとか下地だけでくい止まっているようです。
IMG_1049.jpg

IMG_1050.jpg

しかし部分的には木も見えてるかも。
IMG_1051.jpg

こうして漆を取ってみると、思っていた以上に大変な状態になっているのがわかります。
IMG_1052.jpg

でも、それでも割れないで原型を保てているのは、布着せと、本堅地という堅牢な技法のおかげですね。
IMG_1053.jpg

青いほうよりも、朱のほうがちょっと厄介なダメージを受けています。

これらの欠けた部分をまずは埋めます。

ただ、意外と傷が深いので、よくブログにも出てくる「錆」では埋めきれなさそうなのと、ちょっと柔らかすぎるので、今回は「刻苧(こくそ)」を作って使います。

刻苧というのは、漆とか木粉とかいろいろ混ぜて作ったパテですね。

固まるとカチカチになります。

木の節とか、深い穴を埋めたりするときにも使います。

しかし、刻苧の作り方忘れたな〜(笑)

久しぶりすぎるなぁ。まぁ、いろいろ混ぜてれば刻苧になるんだと思いますが(ォィ


とりあえず、今日はここまで!(笑)

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