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布着せ。惣身付。

2010.06.04 Fri
SANY2646.jpg
久しぶりの更新です(´v`;)

学校の電気も復旧し、夜遅くまで作業する毎日です。


お椀に布を着せました。
漆のお椀は、ただ木地に漆が塗ってあるのではなく、
その下には 長い長い下地工程があります。

まずは布着せ(ぬのきせ)。

お椀の縁や高台などは薄くて割れやすいので、
糊漆で麻布を貼って補強をします。


贅沢品になると、お椀全体に布を貼ってしまいます(総布着せ)。

これはかなり丈夫なので、ちょっとやそっとのことでは割れたりしません。

今回は特に壊れやすい縁の部分、高台、見付、高台内に布を貼りました。

うまく貼らないと、のちのち布が浮いてきてしまって、面倒なことになります。


総布ではなく部分的に布を着せる場合、必ず布の高さぶん、段差が出来てしまうので、
それを下地で埋める作業を「惣身付(そうみつけ)」といいます。

総布よりも布のコストを抑えたり、布着せの工程ははぶけますが、
この「惣身付」の工程がひとつ増えることになります。

手間としてはどっちもどっちかなと思いますが。。



布を着せることで、漆を塗ったあとも木目が透けてこず、
さらには強度もアップ。

ただ本当に安いお椀を作ろうと思えば、この工程さえ削る事ができます。


漆の工程は60とか140とか、産地によって数え方が違いますが、
工程の数で価格を調整できるという部分は
共通だと思います。



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